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-大腸がんのステージ別5年生存率-
ステージによって大きく異なる5年生存率
 トップページへ戻る       (参考ページ)メディアで紹介された「がんの名医・予約殺到のスゴ腕ドクター」  
 


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 大腸がんの治療方針を決める上で、がんの進行度は大切な情報となります。
 進行度は「病期」または「ステージ(Stage)」と呼ばれますが、大腸がんは進行度によって生存率が大きく異なります。
 このページでは大腸がんの再発・転移についてご説明いたします。
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大腸がんのステージ別5年生存率について
 
 全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)では2007年10月、一定の精度をクリアし、同意の得られた施設の部位別5年生存率を公表しています。
 2008年は主要部位の5年(相対)生存率(1997年~2000年診断治療症例)ならびに1999年、2000年の2年間のデータを合わせて、施設別5年(相対)生存率(胃・肺・乳・大腸・子宮頸)を算定し、一定の精度をクリアした施設、同意の得られた施設のみ、その結果を公表しています。
 ページ内下段には全がん協加盟施設の生存率共同調査の結果を掲載しました。
 大腸がんのステージ別5年生存率を表したものですが、この表を見ていただくと、進行大腸がん治療の大変厳しい現実がご理解いただけるかと思います。
 5年生存率とは、5年間再発しないということではなく、衰弱しても生存していればカウントされる数値で、状態はともかくとして治療開始から5年後に生存している人の割合です。
 早期大腸がんといわれるステージ1期の5年生存率は90%以上ですが、病期が進行するとともに5年生存率は徐々に下がります。
 転移が拡がっているステージ4の場合には状況は厳しく、5年生存率は20%以下の治療成績となっています。
 大腸がん治療の成績をみて良い成績だと考えるか、悪い成績だと考えるかは意見の分かれるところかもしれませんが、決して手放しで喜べる治療成績ではないと思います。
 ただし、データの公表に際して、これまで各施設で収集していた院内がん登録データと各診療科が持っている診療科データとの照合が十分にできていない施設の存在が明らかになっています。
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 したがって、データの精度には若干の問題があり、また5年生存率のみで治療の質を判断できる訳ではありませんので、病院選びの際には生存率の数字のみにとらわれ過ぎないことも大切です。

全がん協部位別ステージ別5年生存率
    Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 全症例 手術
症例
直腸がん 症例数 685 582 813 412 3,412 2,766
生存率(%) 96.9% 86.4% 71.7% 16.3% 73.7% 75.9%

    Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 全症例 手術
症例
結腸がん 症例数 1,046 885 1,173 789 5,494 4,290
生存率(%) 98.1% 94.0% 77.4% 20.1% 74.6% 76.2%

全国がん(成人病)センター協議会(通称「全がん協」)は、わが国におけるがんの予防、診断及び治療等の向上に資することを目的として、昭和48年に設立されました。がんその他の悪性新生物の医療、調査研究及び研修を行う国公立病院またはこれに準じる全国30ヶ所の医療施設で構成されています。全がん協加盟施設一覧はこちらです。

(参考)名医の最新治療法紹介 スペシャリストが最新治療を解説 ①進行大腸がん ②結腸がん ③直腸がん
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(サイト内リンク)
 ・大腸がんの病院・医師選びのポイント…どういった点を考慮して病院選びをすべきかをご紹介しています。
 ・大腸がんの初期症状について…大腸がんの初期症状と自覚症状を掲載しています。
 ・大腸がんの再発・転移について…大腸がんの再発・転移に対する考え方についてご紹介しています。

(参考サイト)
※大腸がんの名医18人につきましては、当サイトのトップページからご覧になれます。
全国の大腸がんの名医最新版(北海道から九州までの名医60名を一挙公開)
がんを薬で治す!「抗がん剤・分子標的薬治療の現状」
私が大腸がんならこの病院に行く!(大腸がんの最高の名医9人)
大腸がんのスーパードクター工藤進英先生
直腸がんの有名・おすすめ病院
大腸がんの5年生存率が高い病院
大腸がんが再発・転移した方への情報提供

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(参考サイト) 数々のガン患者を完治させてきた食養理論!~癌克服への挑戦~

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